この記事では懐かしいパソコンについて綴ります。
macの黒色は特別な色
apple のmackintoshにとって黒色は特別な色だそうです。5440も黒でしたし、powerbookも当時は黒でした。
現在では黒のモデルはないですが是非作ってほしいものです。
当時はマッキントッシュの黒のパフォーマ5440という機種を使っていました。ブラウン管の一体型のものです。今思えばあんなに大きくて22万円程度というのは、かなりの量産型だったのだと想像します。(そうでもないのかな?)内臓ハードディスクの容量はまさかの1.6GBです。(笑)
リモコンが付いていたり、ファックスが使えたり、と何かと色々できる仕様にはなっているのですが、いかんせん当時のスペックでは非力すぎて気楽には使えませんでした。
当時住んでいたアパートで、帰ってくるとまずmacを起動させて、「ジャーン」という音を聞きます。
そして、英語の教材をタイピングしていました。
パソコンのキーボードをたたいていること自体も、なんだか特別な感じがまだあって、そういうことが英語の勉強が続けられることにつながっていたのかも知れません。
その5440に大きなスキャナを4万円で買ってきてscasiでつなぐのですが、安月給ながらもスキャナを買って帰る帰り道とても幸福だったことを思い出しました。今この文章を書きながら思いだして良かったと満足しています。
パソコンといえば、その後パワーブックのG4 400とかバイオのqrという取っ手がついている機種なども使っていました。ソニーの公式サイトからインターネットショッピングでパソコンを買うということが、まだ新鮮だったのが懐かしいです。
今でも時々使うVX2000
その頃ソニーのVX2000という大きなビデオカメラを買ったことがあります。
友達がサイバーショットというソニーのデジカメをもっていて、いいなと思いました。
当時のデジカメでも簡単な動画を撮る機能があったのですが、どうせならビデオカメラの方が便利かなと思いました。色の3原色を別々に読みとるということで、綺麗に映るということでした。後にテレビの撮影などで簡易的に使われているところを目にして、うまい人が使えばプロ仕様なんだと感心したものです。
映像を撮るようになって、すぐに動画の編集がしたくなりました。perfoma5440では到底動画の編集はできない賢さでしたので、powerbook G4 400を買いました。
その月は合わせて80万円ほどの出費になりましたが、そのような消費ができることに幸せを感じました。
動画の編集については、簡単なことをするにも半日仕事になるので、早々に諦めてしまいました。
powerbook 400は英語の勉強にも大活躍
英語が少しわかるようになったら、まず使った方がいいのが英英辞典です。僕が使っていたのはlongman learner's dictionaryです。
英語の辞典を使うことのメリットは、辞書にのっているdefinition(定義)の文にふれることで、主語述語などの文の的確な構造を学べることにつきます。
例えるならば達人がスケッチするときに、素人が3画かかるのに達人はさっと一筆書きでクロッキーしてしまうようなイメージです。
とにかく分かりやすく定義されており、別の間違った要素を排除するための抜け目のなさを兼ね備えた説明には、世界の賢人の知識の奥行きを感じずにはいられません。
ディスクのドライブの故障
弟はpowerbook の500を使っており、そこにlongmanの辞書付属のcd-romを入れてみたところ、普段聞いていたブーンという音がしないことに気づきました。そこで、アップルコンピューターに修理にだしました。
一度はCDドライブが交換されずにもどってきましたがCDーROMと合わせて再度修理を申し込んだところ、親切にも無事交換してもらうことが出来て静かに趣味の英語の勉強に励みました。
パワーブックは夕食時のDVD鑑賞にも大活躍でした。ご飯をいただきながらヘッドフォンで英語字幕で映画を見ていました。DVDはすでに2m分位は買っていました。しかし、DVDプレーヤーを持っていなかったことを、外国人の友人と話していたなかで、確かに少しだけ変かもと思ったことをおもいだしました。
パワーブックのキーはタイプするのにとても気持ち良い打ち心地で良かったです。
液晶画面は滲んで(にじんで)いるともいえます。大阪のソフマップで詳しい店員の方に指摘されて、確かにそうだと改めて妙に納得しました。