スピードラーニングを借りて聞いてみました。(イタリア語、英語、日本語バージョン)
イタリア語講座に4年間ほど通っていました。そこでスピードラーニングのCDと小冊子を借りる機会がありました。
cdの後ろで流れている音楽が気になってしまい、集中できないっていう印象がまず最初にありました。(本質的な話ではなくてすみません。。。)
そして英語を話したい人はこれを聞いているんだ、というような学習に直接関係ないような妄想をしてしまっていました。
スピードラーニングで話せるようになる?
① 雑誌や教本をみたり人に聞いたりして、バイクの乗り方を学んでいる
↓
乗ったことはない
② バイクの種類など詳しいことは分からないが、教習所で乗って練習している
↓
下手でも運転はできる
英語の学習cdを聞くことは①の「詳しくはなってるが、話したり使ったことはない」
という状態なのです。
公道でバイクの運転をするには法律上免許が必要ですが、免許を持っていてバイクの運転ができることと、運転が上手かどうかには大人と子供ぐらいの差があります。(子供がすごい能力を持っている分野もありますが。。。)
話せるようになるには、話すトレーニングが必要です。そのための準備という意味ではスピードラーニングで学ぶこともいいと思います。そしてそのあと、コミュニケーションを通して「聞いてわかる、→ちょっと返答できる」の段階を目指しましょう。
スピードラーニングの使い方
まずは、スピードラーニングを聞くことで
「英語のフレーズや、思考回路を学んで頭の中にぼんやりストックする」
↓
「実際の会話の中で、使われているところを体験する、もしくは別の英語教材で同じ様なフレーズを聞く」
↓
晴れて、自分が使える状態の階層まで知識が降りてくる
↓
使える
この繰り返しで1つづつ使える知識を増やして行くそうすればスピードラーニングは効果を発揮すると思います!
神田昌典さんから学ぶ
神田昌典さんの本の中で、「ほとんどの人は同じ思考回路で様々な物事を考えているので、それを整理するととても単純な言動しかしていなくて嫌になる。」
という様なことを読んだことがありますが、少し英語が話せるようになっても、どんどん新しいフレーズを覚えて使えるようにすることを繰り返さないと言葉遣いのつまらない人になってしまうので、自分も含めて注意が必要です。
いいたいことを言えるようになりたいだけの段階であれば、いくつかの言い方さえ得意になれば、強引に言いたいイメージを知っている英語の型に当てはめて話せると思います。そうなって、コミュニケーションになれてくれば、いつも同じような言い方をしていることが嫌になります。
新しいフレーズや言い方を覚えて、気の利いた言い方をしたいと思うようになります!
結局、例文の突拍子もなさはさておき、スピードラーニングからいろいろなフレーズを頭の中にいれておくのは有効ですね。
スピードラーニングとイングリッシュアドベンチャー、家出のドリッピー
家出のドリッピーという教材を知っていますか?雨だれのドリッピーが家族のもとを離れて冒険する話です。内容が本当に面白いし、フィビーケイツの声がとてもきれいでかわいくて好印象でした。
家出のドリッピー、イングリッシュアドベンチャー、EA, アカデミー出版の初級コース は
シドニーシェルダンのストーリーに、
オーソンウェルズのナレーション、
教材は1年間で12冊の薄い絵本のようなテキスト、
cd(僕はカセットテープでした。)、
亀井教授の解説本(12冊)、
最後に文庫本より一回り大きな1年分のストーリーが1冊になった本
が送られて来ました。
スピードラーニングは英語と他の言語が混ざっていますが、イングリッシュアドベンチャーは完全にテンポが英語モードになります。英語のテンポはくせになるので、それに慣れてしまうと、話すときや、聞く時にとてもわかりやすくなりますね。