人の家にイソウロウをしたことはありますか?
3ヶ月ほど日本で近所に住むアメリカ人の家の2階に居候していました。
この記事では外国人コミュニティーのパーティーや、その時期の生活や、ゲーム好きの文化について綴ります。
外国人コミュニティーのパーティー
外国人には外国人のコミュニティーがあります。僕が住んでいるあたりにもサンクスギビングの時に集まったり、夏のボンファイヤー(キャンプファイヤー)で集まったりとパーティーがありました。パーティーといって会場を借りてやるようなものではなく、誰かの家に集まるものです。2LDKぐらいの部屋に20人程度ぎゅうぎゅうに入ります。
あるときは日本にバイオリンを持ち込んで来ていて披露してくれる女性もいました。
また、ギターを持ってきていて、まずポロンポロンとたどたどしい音を鳴らして、みんながちょっと「彼はあんまりうまくないね」って空気を共有したことら、アコースティックギターでレッドツェッペリンだかのアルペジオのギターを聞かせてみんなをあっと言わせるというストーリーのある芸当を見せてくれてたりする人もいました。
長くなりましたが、そんなパーティーの一つで居候させてくれるアメリカ人と知り合いました。彼は日本の小学校で英語を教えていて、その校長先生の紹介で割と大きな一軒家に住んでいました。
そこで主題のないパーティーがありました。
大きな家で部屋もたくさん余っていたので、試しに「ここに引っ越してきてもいいか?」と尋ねてみたところ、2階が空いてるからいいよ!ってことになって引っ越しました。
それまでは外国人の寮に4ヶ月ほど住んでいたので、期限の関係でそこに住めなくなったタイミングで居候させていただくことになりました。
居候させてもらいながら、彼が務める学校の校長先生の関係の日本人の方とも知り合ったので、一緒に毎晩料理を作ったりして過ごしました。
車の中でも、即興で「ごっこゲーム」
ある時は流れ星が大量に見れるという、時があり、皆で山へ向かいました。車の中でふざけて「ハリー」と「ポッター」という仮称で "Alright potter, where are we heading? "
"Right now, just go straight, harry!" なんてくだらない会話を楽しみました。
アメリカ人とはいつもどこか、笑える会話を求められているようなところがあるし、飲みに行ったりしてもゲームが始まります。
アメリカ人と飲みにいった時のちょっとしたゲーム
ある時友達のアメリカ人達と飲みに行った時のことです。
そこでは10種類程度のおちょこの中から、自分の好きなものを選んで使うというサービスをしていました。
その時、自分が選んだおちょこを、ヘミングウェイが描写するように説明してみて!
というゲームが突然始まりました。
「この土の宇宙から、あなたが受け取れるものは、いまだかつて体験したことのない、そう、誰もみたことも聞いたこともない偉大なものだ。その小さな小さな器のなかに、ひとたび、この偉大な日本酒をそそぎいれ、一口くちにしたならば、君はきっとこの世ではない新しい世界に旅立つことになるでしょう、そして泥酔」
とかいうデタラメなナレーションを順番に展開して行きます。適切な間合いをとって臨場感をもって話せばその間合いだけで、なんだか笑えてきてしまうことが英語ではあります。
また、しばらくすると、一人が話し始めたでっち上げの話に次の人が別の話をつなげて行くというゲームをすることになりました。
お互いに母国語ではない言葉で話そうということになり話始めたのですが、居候させてくれている友人がたどたどしい日本語で「青い人が〜」と話出した瞬間にもうすでに大笑いでした。